2024年埼玉県GKプロジェクトスタッフシミュレーション開催

2024年4月22日(月)、レッズハートフルフィールド駒場にて「埼玉県GKプロジェクトスタッフシミュレーション」を実施いたしました。

 

今年度より「SFAフットボールフィロソフィー-GK-」が発動いたします。フィロソフィーの作成にご尽力いただいた安藤智安氏(浦和レッズトップチーム・アシスタントGKコーチ)、江角浩司氏(大宮アルディージャU18 ・GKコーチ)、山郷のぞみ氏(ちふれASエルフェン埼玉・強化育成担当)の3名をアドバイザーとして招き、指導実践を行いました。

 

指導実践は、上原克彬・県GKプロジェクトダイレクター(埼玉県立大宮南高校)が講師となり、1月の関東GKキャンプで実施したトレーニングメニューを中心に「クロスの守備」、「ディストリビューション」のテーマに沿って進行しました。

 

実践後のディスカッションでは、それぞれのテーマにリンクした「SFAフットボールフィロソフィー」に関わるGKのプレーの要素について参加者の共通認識を得ることができました。また、さまざまな種別の指導者に参加していただいた中でそれぞれのカテゴリーでの課題やその解決方法について実演を交えながら、アドバイザーの方々からご意見を伺うことができました。

 

今回のスタッフシミュレーションでは、トレセンスタッフのみならず、GKレベル1講習会受講者や普段GKの指導が専門でない方、さまざまな種別の指導者の方にご参加いただきました。

そういった中でフットボールフィロソフィーという共通の考え方を指導者同士で共有するということは今までにない機会であったので、今回の活動は県GKプロジェクトとしてもとても有意義なものであったと考えています。

 

この活動を通じて、今年度のGKトレセン活動が参加するプレーヤーにとって、より良いものとなることを期待しています。

 

最後になりましたが、プレーヤー役で参加してくれた大宮南高校と浦和東高校のGKの皆さん、ありがとうございました。(中村和彬/埼玉県GKプロジェクトサブダイレクター【埼玉県立浦和東高校】)