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U13県トレセン報告1023

U-13県トレセン、選考会後の初めての活動でした。 

 

前回のトレーニングで「マークする相手しか見ていなく、守るべきエリアを守りきらずにボールを奪いにいってしまう」という課題が抽出されました。そこで今回は「前線からの守備」にテーマを置き、ステップアップ・アジリティ・ストレッチ、4vs2、4vs4+2s、6vs6+1T+GK、11vs11のゲームのメニューでトレーニングを行いました。

 

 TR1の段階で、「まずは大事なところを締めて、前進させない」と野木悟志リードコーチから守備の共有があり、プレーヤーたちは縦パスを入れさせないように意識をして、連動してトレーニングできていました。

 

TR2に入ると、人も増え、エリアも大きくなるので、1stDFの決定が遅れたり、横と縦のスライドが遅れたりという場面が多くなってきました。しかし、コーチからのコーチングが入ると、すぐに修正して改善に向かうことができていました。

 

まだ2回目ということもありますが、積極的にコミュニケーションを取り、プレーヤーたち自らがコーチングし合っていくことで、今回のテーマである「前線からの守備」を、より良く改善していったと感じました。

 

ゲームでは、マークする相手だけではなく、エリアを守りながら攻撃を遅らせたり、大事な中を締めてサイドで奪うといった場面も見ることもできました。攻撃面では、前回と同様、自らのストロングを発揮しようと、積極的にプレーするプレーヤーが多く見られました。 

 

 

今回のトレーニングを活かし、引き続き、攻守一体のサッカーを目指していきたいと思います。また、整理できたであろう守備の意識を、日頃のトレーニングにも活かして、次回のトレセンで成長した姿を見せてくれることを楽しみにしています。(アシスタントコーチ/溝井雄大【越谷市立新栄中学校】)