11月5日(火)、SFAフットボールセンターにて、今年度4回目の活動を行いました。
今回は「ビルドアップ」をテーマに
・W-UP(ムービングプレパレーション・ステップ・ダッシュ、パス&コントロール)
・TR1(4vs4+2F)
・TR2(6vs6+2GK)
・11vs11のゲームというメニューでトレーニングを行いました。
W-UPのパス&コントロールから最後のゲームまでプレーヤーたちは、パスの質(速さ、球質など)やコントロールの質を意識して取り組んでいきました。
野木悟志リードコーチから「オープンコントロール」についてのコーチングがあり「どういう状態がコントロールできているのか?」などの具体的な提示があり、プレーヤーたちも求める基準を頭に入れてプレーしていきました。
TR1からは相手がいる状況下で駆け引きを意識したプレーも求められました。
・味方だけでなく、相手の立ち位置やスペースを観ること
・味方と繋がり続けるなど
外回しのパスと中のフリーマンを上手く織り交ぜながら、繋ぐシーンが多く見られました。
TR2では、TR1からの繋がりで、相手を外側に引き出せた際にはインテリオールにパスが入り、外と中を上手く使いながらゴールを目指して前進するシーンが見られました。
またTR2からGKが合流しました。
現在ではGP(ゴールプレーヤー)とも呼ばれるように、今のGKにはフィールドプレーヤーと同等の足元のスキルとビルドアップへの関与、サッカー理解が求められます。
GPがビルドアップに関わることで数的有利な状況を作り出すことができます。
積極的にビルドアップに参加し、GPもチームの一員として攻撃に関わろうという姿勢が見られました。
最後のゲームでは、相手の前で受けるのか? 相手のラインを越えた位置でボールを受けるのか? など受ける位置でも相手との駆け引きにトライしているプレーヤーも多く見られました。
トレーニング全体を通してコーチたちからの「オープンにできているか?」や「味方と繋がっているか?」などの問いに対して自分自身で考えながらプレーを決断し、トライしている姿を見ることができました。
限られたトレセン活動の中で、毎回プレーヤーたちはオープンマインドの姿勢で意欲的に取り組んでくれています。
今回トレーニングした事を所属チームでも意識し継続しながら、個々のレベルアップを目指し、次回もより良いトレセン活動になるように取り組んでいきましょう。(GKコーチ/三上綾太【所沢ジュニアユース】)