まずは3年間お疲れさまでした。U13から3年間続けてプレーヤーの成長を一緒に見ることができたことは、自分にとっても良い経験となりました。県女子トレセンにプレーヤーを預けていただいた保護者、チーム関係者の皆様に感謝申し上げます。
普段は教員として高校生と共に過ごしており、7年前から県女子トレセンに関わってからも高校年代のプレーヤーと接してきました。ですから、3年前にU13県トレセンで彼女たちと最初に会った頃は小学校を卒業したばかりで、まだ幼さもあり非常に戸惑ったことを今でも覚えています。選考の際も、何をどう見ればいいのかわからず、スタッフの皆さんに助けられました。そんなプレーヤーたちが、1年近く経つとたくましく他県との試合に挑み、結果を出してくれたことは強く印象に残っています。彼女たちの足元の技術の高さ、スピードを見て、将来に希望を抱いたものです。そうそう、彼女たちには月に1度の県トレセンでしか会いませんので、急に身長が伸びた姿を見て、びっくりもしました。
ただ、振り返りますと明るく、ひたむきな彼女たちと楽しくトレーニングできたことは良い思い出となりました。特に先月、トレーニングの中で一緒にゲームをしたときにクロスボールをボレーで決めたのは一生の思い出となります。
さて、プレーヤーの皆さんには来年、埼玉県代表「少年女子」の一員として、滋賀県で開催される「国民スポーツ大会」が待っています。この3年間、皆さんを見てきてスピードもテクニックも進化してくれました。自信を持って次のU16県トレセンに送ることができます。しばらくトレセン活動はありませんが、国民スポーツ大会の予選である関東ブロック大会に通じる「関東トレセンリーグU16女子」は来年4月に、すぐ始まります。チームでの活動の中で、各自で良い準備をしておいてください。
私も今以上に勉強をしておきますので、再開を楽しみにしていてください。
次のステージでの皆様の活躍を祈念しております。3年間ありがとうございました。(U15県トレセン女子 リードコーチ/福島 巖【県立春日部高校定時制】)