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U13県トレセン活動報告0126

1月26日(日)、年明け最初のU13県トレセン活動は、群馬県トレセンとの交流戦(30分×4本)を行いました。

 

①0-1

②1-0

③1-0

④4-0

 

アップ前のミーティングでは、野木リードコーチから、まず「埼玉県代表としての自覚を持って闘おう」という話があり、モチベーションを高めました。

 

そして、前提として、

【コミュニケーション】

「積極的に自分からコミュニケーションをとり、自分の意志を伝え、仲間の意志を受け取って、サッカーを楽しんで欲しい」とありました。「これからのサッカー人生の中で、招集されてパッと集まって、自分の色を出せる、周りと連携できる選手になってほしい」とのことでした。

 

攻撃面では、【ビルドアップ】

「ボールを繋ぐのが目的ではない」ということを再度確認して、ボール保持ではなく、優先順位を考えてプレーしていくことを共有しました。

 

具体的には、まずストライカーを見て、対応されたら、パス・ドリブルで打開していく、CBは、FWやボランチを覗く作業をし、そして、相手のプレッシャーを見ながらボールを動かしていくイメージを持ってもらいました。

 

守備面では、【前線からの守備】

「スリーラインをコンパクトにし全体をコンパクトにする」、「相手のマークを見過ぎずエリアも守る」ということを共有しました。

 

具体的には、相手をサイドに誘導して、サイドバックでスイッチを入れて奪いに行き、奪えなくても、その後の制限されたプレーを狙いにいくイメージを持ってもらいました。また、相手のパスの距離が短ければ、(特にGKへのバックパス)2度追いしてスイッチをかけ、ボール中心に守備をして追い込んでいくことで、数的優位な守備も作っていくことも伝えました。

 

最後に、個の部分では【ボールを奪い切る】

「世界で闘っていくためには、個の部分を高めていかなければいけない」と、伝えました。

 

1本目は、相手のアンカーを捕まえ切れずに、相手CBにプレスをかけ切れず、自由に良いボールを前線に配球されてしまい、起点を作られてしまいました。ミーティングを通して、その課題を共有し、プレーヤー間でコミュニケーションを取り、2本目以降に臨みました。「マークを押し出して自由を奪えた」、「くさびのボールに対して積極的にチャレンジして奪える」ことができるようになりました。

 

前向きな守備ができ、主導権を握り試合を進められるようになりましたが、この改善をプレーヤー発信で、試合中にやっていく必要があると感じました。

次回の活動は、3月の選考会を行う予定です。今回の課題をスタッフで共有し、次回の活動のトレーニングで改善に向かえるよう、良い準備をしていきます。そして、今回同様、他県と闘っても埼玉らしい「Greatなプレーヤー」としてのプレーが溢れるように、スタッフ一同サポートしていきます。今後とも、県トレセンの活動へのご理解ご協力の程、よろしくお願い致します。

 (U13県トレセンアシスタントコーチ/溝井雄大【越谷市立新栄中学校】)