【受講生】
7月2日(土)に、B級コーチ養成講習会・埼玉県コース前期(①6/18(土)~20(月)、②6/30(金)~7/2(土))が終了しました。2021年度B級トライアルを経た、22名の受講生が参加しました。
6月18日の午前8時30分からの「コースガイダンス」で、今年度のB級コーチ養成講習会・埼玉県コースが始まりました。前期の前半①は、自分たちのゲームを分析して、グループでプランニングして指導実践へと続きました。
集合して間もない中で、まずはお互いを知ることから始まり、座学での講習、ゲーム(実技)、プランニングと進んでいきました。うっすら緊張感の漂う中で、受講生たちからは積極的にコミュニケーションを図ろうとする姿勢が感じられました。
2日目以降は、自分たちで考えたトレーニングを指導実践です。コーチとしての振る舞いや、指導に対する価値観を共有しました。
②では、猛暑日が続く中、実技をはじめ予定のスケジュールを変更しながらの実施となりました。
受講生たちは、トレーニングの中での役割を変えながら、それぞれのテーマに対する理解をした上でプランニングを進め、指導者の観点で行う指導実践が中心の内容でした。
➱実際には、各グループでプランニングした内容を指導実践でテーマ理解(テーマに合った設定や前提条件)と指導スキルの向上を図りました。
時間と共に、さまざまな機会のディスカッションを通じて受講生たちは、次第にそれぞれの意見も多くなり、内容の共有だけでなく、受講生同志の理解も深まって行きました。
最終日の最高気温が38℃近くなりましたが、最終の指導実践まで受講生の真剣な取り組みが見られたことは、うれしい限りです。
【指導者】
B級講習会は、菊原伸郎チーフインストラクター(埼玉大学)が中心となり、土橋正樹インストラクター(浦和レッズ)と、今年から埼玉県コースに関わる山﨑の3人での実施となりました。
後半は、猛暑が続いたこともあり、受講生の体調に配慮してスケジュール変更をしました。受講生自身の体調管理と合わせ、全員が熱中症にならず終了できました。
また、講習を通してインストラクター間で「ガイディッド・ディスカバリー」(導き、気づかせる)の精神を共有して、取り組む講習となったことをご報告させていただきます。(FAコーチ 山崎茂雄)