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U16関東トレセンリーグ順位決定戦

9月25日(日)SFAフットボールセンターではU16関東トレセン順位決定戦が行われました。

 

U16埼玉県トレセンは、U16神奈川県トレセンとの3位・4位決定戦となりました。神奈川には8月に行われた国体関東ブロック予選で対戦し、1-1からPK戦の末敗れ、本大会出場を阻まれました。埼玉にとってはリベンジマッチとなりました。

 

埼玉は、関東ブロック予選の立ち上がりとは違い、前半からビルドアップを丁寧に行いながらピッチの中央・サイドのスペースを有効に活用し、主導権を握りました。前半24分に⑬三浦からのスルーパスを⑨中村がゴールへ流し込み、先制点を奪いました。

 

神奈川は両サイド攻撃を繰り返し、チャンスも作られましたが、埼玉はしっかりとプレスをかけ、中央のスペースを消す守備でゴールを守り、前半を1-0で折り返しました。

 

ですが後半、神奈川のピッチの幅を使いながら中央を打開する攻撃に対応できず65分に失点し、同点に追いつかれてしまいます。

 

まるで先日の関東ブロック予選と同じような展開になりましたが、埼玉としては失点後に飲水タイムがあったことがポイントとなりました。ここでゲームプランや勝利へのメンタリティーを再確認し送り出した結果、70分、後半出場の⑰鈴木がセットプレーから得点し、2-1で神奈川を突き放しました。

 

残り20分間は神奈川の個の技術の高さ、攻撃力に防戦一方となりましたが、GK①吉澤を中心に体を張った守備で計19本のシュートを打たれながらもゴールを守り切り、2-1で逃げ切って勝利しました。国体前の最終調整試合であった神奈川県に勝利したことは価値ある勝利です。だからこそ、今回の関東トレセンリーグを3位で終われたことを今後に繋げていかなければならないと思いました。(技術委員長・田中龍太郎)