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関東トレセン 交流戦U14トライアル

 1023日(日)鹿島アントラーズアカデミーフィールドにてU14県トレセン交流試合が行われました。本来であれば茨城県トレセンとの交流試合でありましたが、今回は、鹿島アントラーズJYの選手や指導者と交流しながら、トレーニングやトレーニングマッチを行うというものでした。始めに両チームの選手に三浦佑介氏(JFA関東担当チーフ)から今回の趣旨説明がありました。

 

三浦氏からは、「どんな環境でも自分の力を発揮する。(いつでも・どこでも・誰とでも)をキーワードにして思い切りプレーして欲しい」とのことでした。試合前、埼玉県トレセンのW-upは鹿島JYのコーチに行っていただきましたが、選手たちはやや緊張した面持ちで非日常を体感したW-upとなりました。

 

 25分×2本の鹿島JYとのゲームは、ビルドアップの質、スコアリングの質で鹿島が埼玉県トレセンを上回り、1-4という結果に終わりました。その後チームをミックスし、2チーム構成にした中で、三浦氏の指導による8対8+2GKで行うゲーム形式のトレーニングとなりました。積極的に前から奪いに行く守備とそれに対するビルドアップを三浦氏が改善し、切り換えの早い、激しさが増したゲームとなりました。

 

 最後に、ミックスで3チーム構成にし、15分×3本のゲームを行いましたが、攻守の切り換えが早くなり、3本目のゲームでは、ベンチスタッフからも大きな声が飛び交い、白熱したゲームとなりました。

 

鹿島JY⑩平島選手は、「いつもと違う人と敵になったり味方になったりしてとても楽しい時間でした」

埼玉⑪稲葉選手(1FC川越)は、「県トレでも色々な人とプレーできているが、様々な考え方があるので鹿島の選手と話せて良かった。鹿島JYコーチ、県トレセンコーチのアドバイスがとても参考になった」

埼玉⑯今平選手(南浦和中)は「鹿島JYの選手はレベルが高い。鹿島JYコーチのアドバイスはとても参考になった」と感想を話してくれました。

 

 

 最後のミックスゲームでは、鹿島JYの選手が特別に目立つわけでもなく、埼玉の選手も遜色なくプレーできていたので埼玉県トレセンメンバーのポテンシャルの高さも感じることができました。選手たち自身が刺激を受け、今後プレーヤーとして成長するきっかけにして欲しいと思います。(技術委員長/田中龍太郎)