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B 級トライアル全日程が終了

12 月 10 日(土)に B 級トライアル 2 回目をSFAフットボールセンターで開催しました。

 

当日は 1 回目を経た B 級ライセンス取得を目指す 28 名の参加者で、実技と指導実践を行いました。

指導実践は、
①守備(チャレンジ&カバー)
②攻撃(ゴールを奪う)
③守備(ボールを奪う)
④攻撃(サポート)
の中から、前回と好守も含めた、違うテーマで行いました。


前回、9 月 17 日(土)のトライアル1回目からここまでの間、参加者の皆さんには、どのような指導に対する「気づき」や「成長」があったでしょうか?

ちなみに、今回技術委員会では、試験的に11 月 20 日(日)に「間(ま)の学習」を設けました。
2回目のトライアルに向けて、高校生プレーヤーの協力を得てトレーニングの場を設けたのです。
限られた時間の中でしたが、当日は 8 名の参加者となりました(埼玉県立ふじみ野高校サッカー部の皆さん、降雨の中でのプレー、ありがとうございました)。
受講者の皆さん、お役に立ったでしょうか。

 

さて、トライアルでの皆さんの指導を拝見していて思ったことの一つに、「個人への働きかけ」があります。
攻守の目的を達成するために、オンザボール・オフザボールでは、プレーヤーにはどのようなことができて欲しいのでしょうか。


そこを明確にするために、原理・原則を基に、攻守におけるテクニックや駆け引き、体の使い方他などを、指導者が「ピクチャー」を持ちながら、指導していけたら良いのでないでしょうか(全部を指摘するということではありません)。

また、フットボールを切り取って考えることも大切です。
例えば、守備において「このシステムの DF と GK(GP)の関係は?」と見ていくと、MF や FW までが関わって、この状況に至っているということも、見えてくるでしょう。


9 月から始まった SFA B 級トライアルも終了となりました。参加者の皆さん、関わったチューター(インストラクターから名称変更となりました)の皆さん、お疲れさまでした。

SFA 技術委員会では、埼玉の多くの指導者の方々に、コーチングコースが現場に生きる身近なものとして感じていただけるよう、これからも取り組んでいきたいと考えています。(FAコーチ・山﨑茂雄)