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関東女子トレセンリーグU16 順位決定戦~3位で終える

2/26 関東女子トレセンリーグU16 順位決定戦 VS群馬県 (茨城県FAフットボールセンター)

2−1(1−1、1−0)
得点;茂木(大宮アルディージャVENTUS U15)、前原(三菱重工浦和レッズレディースユース)
国体ブロック予選の再戦となる群馬県との対戦でした。
埼玉県は国体参加メンバーを中心に新たに招集をしたメンバーもいること、また選手によってはオフ明けやテスト期間中のためコンディションが良くない中での試合となりました。

序盤は相手を押し込み、チャンスを数多く作り、その中でゴールも生まれたため、余裕を持ってプレーができました。しかし飲水後から相手のプレッシャーが強度を上げてきたこともあり、ミスからボールを奪われる場面が出てしまい、奪われ方が悪かったタイミングで失点もしてしまいました。

相手のメンバー、戦術などは8月と大きく変わりませんでしたが、対戦している上で半年間の中で技術的にもフィジカル的にも積み上げられており、プレー強度が高まっていた事もあり、特に前半半ばから苦しい試合になってしまいました。

自分たちのコンディションが整わず、ゲーム感も無い中でしたが、ピッチ内の選手たちで声を掛け合い、上手くいかない部分を必死で修正しようとする姿に、選手達の成長とプライドを垣間見ることができました。

ハーフタイムに選手と戦況を確認し、後半に向けた修正を行ってゲームに臨むと、後半は主導権を握りながら安定してプレーすることができました。勝ち越し点を奪った後もチャンスを作り続けることができましたが、決め切ることが出来ず、思い切りの良いフィニッシュという部分には課題が残りました。

後半ラストは押し込まれる場面もありましたが、GK寺本(大宮アルディージャVENTUS  U15)のビッグセーブもあり、なんとか勝利を掴むことができました。

国体での準決勝、3位決定戦と立ち上がりの悪さから敗戦に至ってしまった部分は、本人たちの意識改革もあり、改善できました。最後の U16トレセンの活動をギリギリの戦いでしたが、勝ち切って終えることができて良かったです。
1年間のトレセン活動を通じて、選手を派遣してくださった数多くのチームのご協力のおかげで関東女子 U16トレセンリーグを3位、国体は4位という結果で終えることが出来ました。この場を借りて御礼申し上げます。

 

今年度より本格的に活動が始まった U16カテゴリーのトレセンですが、これから継続的に活動が行われていくことになります。今年度の活動をトレセンスタッフ、県協会強化部等で共有し、ブラッシュアップさせて次年度以降により良い形になっていければと思っております。今後ともご協力、ご支援等よろしくお願いいたします。(2022年国体少年女子監督/堀 達也)