クラブ訪問 チャレンジサッカークラブ(狭山市)

クラブ訪問 チャレンジサッカークラブ
13:00~U11.12 /14:30~U9.10 場所:入曽運動広場

 

4月9日日曜日に、狭山市のチャレンジサッカークラブへの訪問サポートに行きました。今回は、クラブ関係者からの依頼を受けての実施となりました。

 

この年代の指導については、技術委員会としても、子供たちプレーヤーが「サッカーを好きになる」「もっとうまくなりたい」など、サッカーとの出会いや夢、目標などを持ち始める、とても大切な時期だと捉えています。なぜならば長い目で見ると、それがサッカーファミリーの拡大や、エリートプレーヤーの育成にもつながるからです。

 

今回、両方の年代に対して、SFAフットボールフィロソフィー/ファンダメンタルフィロソフィーの「ボールを運ぶ」をテーマにして、トレーニングフローを年代(習熟度)に合わせ、実施しました。

 

特に、相手の動きを認知しながら、ボールを奪われることなく味方と関わりながら前進する、そのための基となるコントロールポイントやタッチ(場所も含めた……)など、得点を競いながら楽しく実施することを心がけました。

 

子どもたちの中でパフォーマンスに差があるのは当然ですが、今やろうとしていること、できた部分のプレーに対する「声掛け」は子どもたちプレーヤーが主体的に取り組むためも、指導者にとって大切なコーチングスキルとなります。

 

また、子どもたちプレーヤーの集中力を考慮した「プレーの確保・コーチングの量と質・ボールを使った強度の理解」について、グリッド数やサイズ、プレー時間設定や休息時間の確保などでコントロールすることを、お手伝いをいただいた保護者・OBコーチの方々とも、共有しました。

 

U9~U12年代までを、久しぶりに指導して、改めて「子どもたちは、それぞれ特徴と可能性を持っている」ことを再認識しました。それは、まずサッカーを楽しむための、大切なツールになると思います。

成長と共に、人生の目標は変化していきますが、プレーをしている「今」、子どもたちプレーヤーが夢中になってプレーができるトレーニングや、環境づくりは、我々大人の役割りだと改めて感じました。

チャレンジサッカークラブの関係者の方々、保護者の皆さん、ありがとうございました。(FAコーチ・HOC/山崎茂雄)