5月6日(土)、C級コーチ養成講習会①コース(5月6日(土)~28日(日))がスタートしました。
スクールマスターの福田直史チューターと市川貴史、山﨑稔の両チューターが、6日、7日の2日間を担当しました。
受付を終了すると、開校式が始まり、すぐにレクチャーへと進みました。
ここでは、「自分がどのような指導者になりたいか」を参加者のみなさん同志で知り合うといったアクティビティから始まります。
実技では、今年のCD級のコーチングコースから、講義内容に紐づく「SFAファンダメンタルフィロソフィー/基本の深掘り」の要素をウォーミングアップに組み入れ、参加者のみなさんと共有しました。ここでは、「ボールを操作の楽しさや、派生するボールを奪う楽しさ」なども体感して貰えたらと思っています。
今年から「SFAフットボールフィロソフィー」を発動しています。「SFAファンダメンタルフィロソフィー/基本の深掘り」も、一つのファクターです。したがってチュータースタッフは、2月からグループワークや実技指導の研修を行ってきています。当日も入念な打ち合わせを行い、コース開催に臨みました。
1回目(全8回中)は、「ボールを運ぶ/目的のあるコントロール&パス①」で、次の実技(最初のゲーム)に繋がるプレーの基本を約20分実施しました。ボールを運ぶ基本的な姿勢やタッチ、駆け引き、また、目的を持ったコントロールのポイントやパスの出し方や質など、このあとに控えるゲームに役立てて貰える内容です。
午後は「ボールを運ぶ/目的のあるコントロール&パス②」として、相手を想定した中でボールを失わずに前進することやパス交換で相手を外すことなど、「ピクチャー」を持ちながら行いました。
講習全体を通じて、参加者のみなさんのサッカーに対する真摯な姿勢と、ディスカッションや実技でのフレンドリーな振る舞いに好感を持ちました。
今週末には、3日目が開催されますが、「自分だったら・・・」の主体性を持ち続けて、他の参加者の方々と「価値観」の交流を図ってください。そして、指導現場に生きる体験を数多くされることを期待しています。(FAコーチ/山﨑茂雄)