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BC級リフレッシュ講習会➀コース終了しました

6月17日(土)に、BC級リフレッシュ講習会➀コースを、東海林 毅チューター(城西大学)、山本 大サブチーフチューター(日本大学)と山﨑の3名で実施しました。

 

当日は、21名の参加者があり、午前のレクチャー/グループワークと午後の指導実践を行いました(リフレッシュポイントは20Pです)。

 

レクチャーでは、「SFAフットボールフィロソフィー」から、Fundamentalフィロソフィーに焦点を当て、攻守に於ける根幹となるテクニックや判断のディティールを、U12~U16年代の国内大会映像と、SFAフットボールフィロソフィー研修会の映像を交えながら共有しました。

またグループワークでは、チーム環境、プレーへの拘り、地域性、指導の価値観などから、「プレースタイル」についても考えていただきました(おつかれさまでした)。

 

午後の指導実践では、U16年代のゲーム映像から、テーマに沿った課題を抽出していただき、2人1組でTR1、TR2を実践していただきました。

 

プレーヤーとしても指導者としても経験豊富な東海林チューターの的確なコメント、豊富な指導現場を経た山本サブチーフチューターの発問やアドバイスなどを交えながら、3チューターがファシリテートする指導実践となりました。

 

なおBC級リフレッシュ講習会は、今年度はこのほか7コースが設定されています。皆さんの参加をお待ちしています。(HOC/山﨑茂雄)
リフレッシュ講習会 - sfa-tec ページ! (jimdofree.com)

 

以下、受講者からの感想です。

 

鈴木 宏さん

講義内容として、SFAフットボールフィロソフィーについて、U-12全国大会や国際大会、「Fundamental」を意識した実際のトレーニング映像、プレー分析やプランニングについて等、ディスカッションを行いながら説明を受けた。根幹とすべき「4Pillars」、「Fundamental」や選手に落とし込みたいプレーやコーチングが明確なり、トレーニングの5原則に留意しながらプランニングを行うなど改めて指導計画の重要性を確認できた。

 

指導実践では受講生同士やチーフの方々と多くの意見交換をし、コーチング時の観るべきポイント等新たな気づきや改善点が見つかり、有意義な指導実践となった。掲げているビジョンに向けて少しでも貢献できるよう「Great」を意識して指導していきます。

 

堀 大輔さん

世界各国には様々な言語、文化がある様にそれぞれの国によって異なるサッカースタイルがあります。国内においても地域性や県民性でそれぞれに特徴があり異なるサッカーの歴史や文化がある中で、今回、埼玉としてのフットボールスタイル「埼玉らしさ」を持ったプレーヤーを育てて行く為の方向性を示した「SFAフットボールフィロソフィー」をテーマとして、目の前の選手を変えていくための攻守におけるテクニックや育成年代の指導についてディスカッションしました。

 

今回一番感じたことはやはり「個」のスキルの重要性とFundamental(基礎的事項)の質と精度を上げる事。また育成年代においては「基本の深掘り」が大切で何の為のテクニックなのか、原理原則を踏まえた指導が大切だと感じました。プレーの質へのこだわりを持ち次のカテゴリーに繋がるようしっかりとした育成を目指していきたいと思います。

 

渕上千春さん

今回のリフレッシュ講習会で一番印象に残ったものは個人育成計画(IDP)のことです。IDPは、選手が自分の強みや獲得したいスキル、成長したいポイントを選手自身でビジョンを組み立てることですが、指導者も自身の成長のためにIDPを取り入れることも必要かと思いました。私自身の強み、成長したいポイントなどをまとめて今後どのような指導者になりたいかを考えてみようと思いました。

 

 また「Fundamental(基礎的事項)」という言葉を初めて聞きました。Fundamentalは個人の基礎技術のいわば土台部分です。たとえばボールを止める動作一つをとっても、次のプレーにつながることを意識すると展開が変わることを、実技を通して実感しました。まさにプレーの土台であり、育成年代では大切だと思いました。