6月24日、SFAフットボールセンターにおいて、U15GKトレセンキャンプを開催しました。参加者は17名。メインコーチは、本田祐樹U15県トレセンGKコーチ（春日部東高）にお願いしました。
まずは全体評ですが、どのプレーヤーも高い熱量を持って取り組んでくれていたと思います。トレーニングのインテンシティも高かったのは印象的でした。
また、トレーニングに入る前の動機づけやメイン・サブコーチの進め方、関わり方がプレーヤーをやる気にさせていたこともあり、プレーヤーたちが失敗を恐れず、安心していつもの自分を出せる雰囲気づくりが上手くできていてように思いました。
今回のテーマはブレイクアウェイ。
1グループ4，5名のプレーヤーに対してサブコーチを2，3名配置し、少人数で一人一人を丁寧に観ること＆Doの確保ができる場を設定しました。必要に応じて抜き出して個別に確認することで理解を深めてくれたと思います。メインコーチが全体を集めて、何をどのようにやるのかをデモと一緒に説明して共有し、プレーヤーにも指導者にもやることとキーファクターを明確化したことで、よりわかりやすかったのではないでしょうか。
フロントダイブとブロッキングどちらも「プレー時」にフォーカスし、ボールにアプローチする際の基本的な形から、ボールを奪った（弾いた）直後の要素も丁寧に伝えてトレーニングしていました。
最後に、GKではありますが、ときにはFP役としてトレーニングする必要性を感じました。普段自分がコーチングをして、仲間に指示している言葉が的確なのかどうか。そのタイミングはどうなのか。そもそもFPとしてのリスク管理はどうしているのか。それも個人として、グループとして……。そういう理解も深めていく必要性があると思うのです。GKトレセンでも求めていきたいと思いますが、チームでのトレーニングの中でぜひ意識してほしいものです。
集まってくれたプレーヤーの皆さん、指導に関わっていただいたコーチの皆さん、お疲れさまでした。（GKトレセンダイレクター／上原克彬【大宮南高校】）
参加したコーチ（順不同）
三上綾太・佐藤和希・鈴木康和樹・堀越亮輔・飯野史人・髙橋諭・内田真史・白子裕一・三井雄太・中上智晴