武南高校、惜敗~翔び立て若き翼 北海道総体 2023

2回戦、本県代表武南高校(9大会ぶり21回目の出場)vs大阪代表金光大阪高校(8大会ぶり8回目の出場)の対戦は、旭川市東光スポーツ公園球技場で行われました。

気温30度湿度53%という環境は、この時期としては選手がハードワークしやすい環境でした。

立ち上がりから両チーム共に中盤で激しいボールの奪い合いからチャンスを作り出し、武南⑦川上、⑨戸上がシュートを放ちましたが、ゴールには至らず。

 

金光も⑩の2本のシュートで応戦する互角の立ち上がりとなりました。その後も一進一退が続きましたが0-0で前半終了。

 

ハーフタイムから急な豪雨となり、後半は豪雨によるスリッピーなピッチ状況になりました。

 

後半武南は、攻撃的な布陣にシステムチェンジし、落ち着いてボールを動かしペースを握り出しました。

 

しかし、後半8分に中盤でのビルドアップのミスからショートカウンターを受け失点。0-1とリードを許す展開となりました。

 

反撃に出る武南は⑩松原を中心に相手コートに侵入し、ゴール前でチャンスを作り出す場面を繰り返します。すると後半17分、⑩松原のCKを④岸が頭で合わせて同点としました。

 

ですが、武南は負傷交代もあり、逆転するまでの勢いが継続できず1-1のままで試合終了。

PK戦の末、3-5で2回戦敗退となりました。

 

久しぶりの全国大会出場で硬さも見られた武南でした。ただ、プレー強度の高い中でボールポゼッションの精度を上げ、安定したビルドアップができるようになれば、再び全国大会出場の機会も訪れると思いました。

 

プレーヤーの皆さん、スタッフの皆さん、そして応援にいらした皆さん、お疲れさまでした。(技術委員長/田中龍太郎)