10月に鹿児島県にて行われる特別国民体育大会の少年女子サッカー競技関東ブロック予選が8月19日(土)、20(日)、埼玉スタジアム第2、第３グランドにて実施された。
初日となった19日(土)、少年女子埼玉県選抜チームは栃木県選抜相手に7-0の圧勝し、国体本大会の代表決定戦となった翌日は千葉県選抜との一戦に挑んだ。
浦和レッズレディース、大宮アルディージャVENTUS、ちふれASエルフェン埼玉のプレーヤーから構成される埼玉県選抜チームは終始ゲームを支配して優勢に試合を進めたものの、千葉県の好守もあり、スコアレスドローで70分を終えた。
PK戦の末、全員が決めた千葉県に3対5で敗れ、少年男子同様、本国体の切符を手にすることはできなかった。昨年の栃木国体で4位という成績を経験しているメンバーもおり、「今年こそは全国制覇」と明確な目標を掲げていただけに、こちらも本当に悔しい敗戦となった。
しかしながら、なでしこジャパンへの成長を感じさせる楽しみなプレーヤーも複数名おり、自チームや代表活動など、次のステージで大きく活躍することを期待する。（強化対策部会長／荻野清明【浦和東高校】）