11月11日土曜日に「春日部トレセンリフレッシュ研修会」が、旧谷原中学校グランド/ウイングハット春日部で開催されました。
今回は「ボールを運ぶ・戦略的コントロール&パス」をテーマに、「ファンダメンタルフィロソフィー」を実技指導とレクチャーの二本立てで実施しました。
まずは、ドリル形式のトレーニングを行い、その後の1v1の対人的トレーニングでは、「相手を揺さぶりながら」「相手の力を利用して」ボールを前進させることにトライしました。
さらに3v3GKでは、「ゴールを奪うために……」というプレーイングアイデンティティの「スペースの概念」をベースに、
① オンでプレスを外してフィニッシュ若しくは、味方のアクションを引き出す
② 相手の守備バランスを崩すドリブルor味方に預けてフィニッシュを狙うパスの選択
の部分をフォーカスしました。
そのためには、ファンダメンタルフィロソフィーでいうところの、ボディバランスや足の運び、コントロールポイントや細かな正確なタッチ、コンパクトスウィングなどが大切なファクターになります。
時間と共に視野も徐々に広がり、「パスなのか、侵入していくのか」の判断材料が増えてくるとチャンスづくりとチャレンジのメリハリが少しずつ現れてきました。
後半は、ウイングハット春日部の講義室に場所を移し、「SFAフットボールフィロソフィー」を題材に「埼玉らしいプレースタイルとは?」についてグループワークをしました。
そして、フットボールスタイル作成の背景には、伝統、歴史、経済、産業、芸術・文化的環境他など様々な要因があることを、参加者のみなさんと確認しました(※今回のフットボールスタイル:攻撃はボールを握ってテクニカルに、守備はコンパクトから積極的にプレスを掛けて奪うスタイル)。
そのあと、SFAファンダメンタルフィロソフィーについて、講習会映像やプレー映像を見ながら年代ごとの習得のプロセスやプレーヤーへの年代ごとのフィジカル的配慮なども考察しました。
U12春日部トレセンのみなさん、おつかれさまでした!
期日:2023/11/11土曜日
時間:①屋外講義10:00~11:30 ②13:30~15:00
場所:旧谷原中学校グランド、ウイングハット春日部
参加者:18名(U12春日部トレセンプレーヤー)/スタッフ21名(C級:9、D級:7、他5)