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ナショナルトレセンU-12関東報告

16日~8日までの3日間、茨城県鹿嶋市に於いて「ナショナルトレセンU-12関東」が開催されました。宿泊での開催は4年ぶりでした。

昨年12月の関東の選考会で選出された、17県から80名(女子8名含)が参加しました。埼玉県からは運営1名、指導スタッフ2名、プレーヤー男子14名、女子2名が参加しました(山﨑茂雄FAコーチも1日目視察に訪れ、県スタッフも各日に見学研修に参加しました)。

 

今回のテーマは「➀ボールを奪う」、「➁ゴール前の攻防」。

➀ではボールを積極的に奪いにいく、身体軸全体でボールを奪いにいく、をサブテーマとして「正しいポジションからのアプローチ」、「体軸で奪う、前向きにボールを積極的に奪いにいく」、「ボールとスペースの意識」の実技指導がありました。

 

また、➁ではペナルティーエリアに侵入する、侵入させない、をサブテーマとして「背後を取る、ドリブルで仕掛ける」、「取られない1対1で負けない」ことを学びました。

座学では、2022FIFAワールドカップにおける日本代表の得点位置やシーンなどのデータ分析から、大会を通じて「守から攻」の展開から得点シーンを意識させる内容でした。翌日のトレーニング以降、ナショナルトレセンスタッフからのプレゼン内容を意識して、多くのプレーヤーがペナルティーエリアを目指して積極的にプレーしていたのは印象的でした。

さて今回、他都県に比べ埼玉から多くのプレーヤーが選出されたことは喜ばしいのですが、彼ら彼女たちが関東のトップを占めるほどではありませんでした。改めて、高いレベルでのファンダメンタルの部分を更なる積み上げの必要性を感じました。参加されたプレーヤー、スタッフの皆さん、お疲れさまでした。(U-12男女トレセンダイレクター/鳴島吉和)